環境衛生業務
空気環境測定・各種水槽清掃と消毒・害虫駆除・水質検査を行い健康で快適な生活環境を提供します
ビル内環境を衛生的に維持管理し、日々の生活利用を快適にする業務です。
医療機関などにも対応しており、法定基準を満たした測定・点検し、基準に合うように管理しています。空気の定期的な測定や水の定期的な水質検査を行い、貯水槽・排水溝・汚水層の清掃や給水管の洗浄なども行います。またねずみ、昆虫の防除に関しては、衛生害虫の生態を調べ、統一的に駆除を行います。
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給水管理
トイレ・キッチン・飲み水などは毎日使用するもので、利用者が安全に使えるものでなくてはなりません。建物内の給水に関する場所には水質を確認し、残留塩素の測定や水質検査を定期的に行います。また貯水槽の清掃や給水管の洗浄などを行い、利用者の安全と安心に努めています。
給水管理
- 水質検査
- 水質検査は実際に給水を年に1回~2回検査をして、ガイドラインに該当する項目を参照し基準値が高い場合はその原因などと調査いたします。
- 残留塩素検査
- 生活で使用している給水には塩素が含まれていますが、塩素濃度が高いような状態では汚染と同等の対応をする必要があります。
- 給水設備(受水槽、高架水槽)の清掃・点検
- 受水槽や高架水槽が汚れている場合には定期的に点検を行い、清掃を入れます。各部品や破損はないかを確認してバルブ位置などもチェックしていきます。定期的に点検を行い、補修が必要であれば対応していきます。
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排水管理
排水管理は給水と同様に検査管理を行いますが、こちらでは排水槽や汚水槽の清掃や排水設備を定期的に点検していきます。ただ普通に清掃を行うわけではなく、下水道法に基づいて、他に流出、有害物質の漏洩、飛散防止などがないかを確認しないといけません。排水もしっかりと清潔に安全安心に動かしていく必要があります。
排水管理
- 排水設備の清掃
- 排水槽や汚水槽はすべてのビル建物においては半年に1度の清掃を行う必要があります。残留物質がないかを確認して付着物質を除去したり、内部の異物を除去して必要に応じて消毒します。また除去した汚物などは適切に処理します。
- 排水設備の点検
- 排水槽の点検も半年に1回行う義務があります。排水機能が低下していないかどうか、汚物がないかどうか、槽に破損や腐食がないかどうかなどを定期的に点検をします。また各フロートスイッチ又は電極式制御装置、満減水警報装置、フート弁及び排水ポンプの機能等を定期点検します。
- 排水設備の補修
- 点検で破損などが見つかった場合には、その補修をする必要があります。特殊的な施工をする必要があるため、専用の部品などを使用して補修します。
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害虫駆除
ねずみ・昆虫の防除については、衛生害虫の生態を調べ、それに合わせた駆除を行います。各設備や室内に生息しているかどうか。また薬剤による使用の場合はどの薬剤を使用しているのかを明確にし、防除後にどれぐらいの効果があるかなどをチェックします。
害虫駆除
- ねずみ防除
- 厨房などでは多いねずみを事前に防除または駆除します。駆除剤を使用して侵入口を把握しながら効果を判定します。持続効果があるため、定期的に防除して点検を行います。
- 害虫駆除
- アリやクモなど、衛生面に影響を与える害虫などは施設を囲むように防除をします。細かいところでも侵入しやすいため、建物のさまざまな部分で駆除対応を行います。
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空気環境管理
建物において、利用者が不快に感じた場合には、空気の状態をチェックする必要があります。空気環境では浮遊粉塵・温度・相対湿度・C0・C02・気流などの項目について、定期的な測定を行います。これに応じて、換気システムの改善や修繕を行っていき、利用者の不快を取り除き、正常に空気を保っていきます。
空気環境管理
- 空気測定
- 専用機器を使用し、空気にどの成分があるのかを定期的に測定します。含まれている成分の中で、人体に影響を及ぼすようなものは対策する必要があります。
- 測定後の清掃
- 測定後の結果から換気ダクト内などの清掃を重点的に行い、その後再度測定します。万が一測定対象になった場合は原因を特定し、清掃を再度行いながら、最終的に影響がないところまで行います。